キッチンのゴミ箱をDIYにて作成!!
今回はキッチンにあったゴミ箱が少し合わないと感じたので、DIYでOSB合板を使って新しいゴミ箱を作りました。
上の画像が今回のDIYにて作成したゴミ箱になります。
初心者でも少し本格的なものをDIYしたいという方などが、この記事を見て作っていただければと思います。
記事の目次
どんなゴミ箱を作る?
しばらく使ってきたキッチンにあるゴミ箱がプラスチック製で少し雰囲気が合わないと思ったので、材料が安いOSB合板を使用してゴミ箱を作りました。
OSB合板とはこういうもの
「Oriented Strand Bord」の略で、木片をプレスして接着剤で固めたものです。
建物の基礎に使われることもあるほど、強度が高いです。
ネット販売やホームセンターなどで買うことができ、一般的には縦が “1820mm” で横が “910mm” のサイズで売られています。
厚さは、”9mm” と “12mm” と “24mm” の3種類があり、ホームセンターなどでは “12mm” が売られていることが多いと思います。
厚さ “12mm”のOSB合板は1枚を約1500円くらいで買うことができます。
厚いほど強度が増しますが、DIYで使うなら強度もあり扱いやすい、厚さが “12mm” くらいが一番扱いやすいと思います。
今回は、初心者の方でもこの記事を見ながら簡単に作れるような内容で書いていきたいと思います。
まず、作成前の我が家のキッチンスペースのゴミ箱がこちらです。
(Before)

この白いゴミ箱がなんとなく木棚の雰囲気と合わないと感じたので、ゴミ箱を上側の木棚とマッチした素材、色ということでOSB合板を使用したゴミ箱に変更したいと思います。
そして、ゴミ袋は45Lのものを使用しているので、その45Lのゴミ袋のサイズにちょうどマッチするよう設計してゴミ箱を作りたいと思います。
※ゴミ箱の木箱は木材入れで、置くところがないため仕方がなくここに置いています。いずれ移す予定です。
必要な材料や工具
必要な工具として、色々あるに越したことはありませんが、D.I.Y.初心者でも始めやすいように最小限必要な工具で作れるようにします。
材料は、ホームセンターやamazon等にて
必要な材料はホームセンターもしくは、amazonや楽天の購入サイトより揃えることができます。
使用した材料
OSB合板 (910mm×1820mm×12mm) ×1枚
スリムビス (2.7mm×20mm) ×1袋(※30本)
1×1材 (1820mm) ×2本
平蝶番 ×2個 ※『ひらちょうばん』と読みます
キャスター ×4個
取っ手 ×1個
必要な工具(※必須)
インパクトドライバー(ドリルドライバー)
先端ドリル(※インパクトドライバーの扱いに自信がない場合)
やすり(400mmがあれば)
木材をカットしてない場合に必要な工具
丸のこ または のこぎり(※自力でカットする場合)
設計図
サイズとしては、ゴミ袋45Lのサイズのものに丁度マッチするサイズのゴミ箱で作成します。
実際に、以下の簡易的な設計図で作成しました。
OSB合板の切り方は以下でカットしてください。
作業工程
OSB合板の切断(※必要に応じて)
まず、OSB合板を大きいまま購入した(自分でカットするために)場合は、設計図と同様になるようにOSB合板をカットします。
正面: 570mm × 255mm(背面分とで×2枚)
側面: 570mm × 390mm(×2枚)
上面: 420mm × 255mm(底面とで×2枚)
これは作るサイズによって変えてもかまいません。
ちなみに、このサイズは45Lのゴミ袋を入れて、丁度良いサイズになってます。
OSB合板の固定
固定するために、ゴミ箱内部に「1×1材」を入れて、ねじで固定していきます。
まずは、側面と「1×1材」を固定していきます。その際に上部を “20mm” を空けて固定します。
これは、最後の「ゴミ箱内部の木枠の作成」のために空けています。
固定する際にねじを使うが、可能なら先端ドリルを使って下穴をあけてからねじを入れ込みます。
側面を固定できたら、次は正面(背面)と固定します。
その際は画像のようにくっつけてください。※写真は完成状態を撮っています。
上の要領で4面を固定します。
そして、次に固定した側面や正面と底面を固定します。
「1×1材」の4つの先端に対して、底面の木材をねじで固定します。ざっくりと「1×1材」の真ん中にねじを入れ込むようにします。
※途中経過の写真を撮れなかったので、固定の仕方のイメージを載せます。
なお、固定しながらねじを入れ込むのは以外と難しいですが、木材同士がずれたとしても完成してしまうと以外と気にならないものです。
恐れずガシガシやりましょう。笑
キャスターの取り付け
次に、取り付けた底面にキャスターを取り付けます。
キャスターは四隅のお好みの部分に、前面に転がるように取り付けます。
(キャスターの位置の目安としては、角から1cm~1.5cmずつ離れた個所あたりです)
蓋の取り付け
最後に、上部の面として蓋をつけます。
底面と同じサイズのOSB合板を背面と平蝶番とで固定します。
画像ではサイズにガタつきがあって少し空いてしまってますが、くっつけてしまっても良いです。
蓋へ取手の取り付け
最後に、上面ふたの前面に近いところで、左右真ん中あたりに取手を取り付けます。
画像では、左右の端から “約5.5cm” で手前から”3.5cm” の位置においてネジで固定しています。
取っ手のサイズによって、取り付け位置を調整してください。
ゴミ箱内側の木枠の作成
これで完成!かと思いきや、実際にゴミ袋を付けてみると、ゴミ袋を固定するためには内部に袋を固定するものがなく、外からゴミ袋が見えてしまいます。
そのため、もう一手間を加えて、外から袋が見えてしまうというダサい現象を抑えてみます。
その対策をするために “1×1材” を “20mm” ほど短く切っていました。
どのようになるかと言うとこんな感じです。
この上に木枠を乗せます。そうすると蓋が閉じるのに支障もなく、内部に収まります。
この木枠はねじで固定してください。その際は木が破損しやすく、また取れやすいので可能ならテープかボンドなどで補助的に固定してあげてください。
こうすることで。外から見るとゴミ袋が見えないため、よりスタイリッシュになります。
やはりOSB合板はそれだけで存在感があり、おしゃれに見えますね。
まとめ
我が家では、キッチンに合うサイズとして、45Lのゴミ袋に丁度いいくらいのサイズで作成しましたが、もっと大きくしても小さくしても使い勝手はいいと思います。
作成するサイズ別で、どのようなサイズでOSB合板を作ればいいかの図面自動作成ができるものを、時間あるときに当ブログに掲載しようと思っています。乞うご期待下さい。